湯島天神に牛像が祀られている理由とは?
湯島天神には2体の牛の像が置かれていますが、なぜだかご存知でしょうか?
よく見ると可愛いらしいお顔をしているので、なんだか親近感もわいてしまいますが…(笑)
なんでも、自分の体の悪いところを撫でると良くなるとの言われがあるとのことで、「撫で牛」と呼ばれて信仰を集めており、牛を撫でたり、手を合わせたりする人の姿が見られます。
湯島天神に限らず、天神様(菅原道真)を祀っている神社にはよくこのような「臥せ牛」が祀られています。
これは、道真公が亡くなる際、
「自分の遺骸を牛の背に乗せ、人に引かせず、その牛が立ち止まったところを墓所とするように」
との遺言を遺したとのことで、牛は天神様の使いと考えられてきたそうです。
他にも牛に関する逸話がいくつかあるそうで、道真公が牛を大変慈しんでいたことが伝えられているそうです。
posted by 江戸monoStyle