母の日はいつから?カーネーションを贈る理由は?
母の日そのものの発祥については諸説ありますが、日本には明治時代(大正時代という説も)にアメリカから伝わったと言われています。
20世紀初頭にアメリカのヴァージニア州に住んでいたアンナという女性が、亡くなった母親の命日に白いカーネーションを持って教会に通ったことから、カーネーションを贈る風習が始まったそうです。
白いカーネーションは彼女の母親が好きなお花だったそうです。
現在の日本では、赤やピンクのカーネーションを贈ることが多いですね。
アンナの母親であるアンは敬虔なクリスチャンで、南北戦争下のアメリカで南軍・北軍関係なくけがや病気になった兵士に手を差し伸べ、戦後にも平和活動や子供たちのためのボランティアを行っていました。
そんな母親への敬意を込めてアンナが「母の日」を提唱。
その思いがアメリカ全土の賛同者を増やし、1915年に5月の第2日曜日を母の日の祝日とする法案が施行されました。
たった1人の女性の思いが、賛同を得て多くの人に広まっていったというのはすごいことですね!
posted by 江戸monoStyle