江戸時代の4月1日は「不義理の日」
4月1日はエイプリルフールとして知られています。
罪のない小さな嘘をついても許されるという風習で、詳しいルーツには諸説あるようですが、ヨーロッパ発祥ではないかと言われています。
毎年、インターネットでも様々な企業が渾身のネタを発表しているので、密かに楽しみだったりします(笑)
今では日本でもすっかりお馴染みのエイプリルフールですが、日本に入ってきたのは大正時代。
エイプリルフールの直訳「四月馬鹿(しがつばか)」として広がったそうです。
その四月馬鹿が広まる前の江戸時代。
4月1日は「不義理の日」でした。
これは、日ごろ無沙汰して義理を欠いている人に手紙を書き、不義理を詫びるという日です。
同じ4月1日という日に、まったく違う趣旨の風習があるのは面白いです!
人の縁というには不思議なもので、仲の良かった人といつの間にか疎遠になっていたり、何年も会っていなかった人と偶然に再会したり…。
「あの人どうしているのかな?」と心に浮かんだら、不義理の日をきっかけに、メールや手紙を書いてみるのも良いですね♪
posted by 江戸monoStyle